借金の相談をしたい時、どんな流れで相談したら良いの?

当事務所では、借金のご相談を承っておりますので、おおよそどのような流れで受任まで進めていくのか説明させていただきます。

まずはお客様の債務状況などを教えてください

借金のご相談をしていただく場合、まずはお電話又はメールフォームにてご面談のご予約を取っていただきます。
ご予約の際に、お持ちいただきたいもののご説明をさせていただきますが、おおよそ①身分証②認印③債務の状況がわかる資料をお持ちいただくことになります。
上記③の資料とは、例えばキャッシングや返済に使用しているカードや、毎月の請求書、契約書や、すでに返済が滞っており督促状が届いている場合は督促状などです。
ご面談当日は、こちらの資料を拝見しながら、お客様の債務状況などを把握するためにヒアリングを行います。
ヒアリングが終わりましたら、お客様の現状を踏まえて今後どのような方針(「任意整理」「自己破産」「個人再生」など※各手続きの内容はこちらをご覧ください)で進めていくのかを決めていきます。
その際に、当事務所の費用についてもご説明いたします。
ご面談の場では基本的に、担当の司法書士がご質問をしていきお客様にお答えいただく時間が多いかと思いますが、お客様の不安や心配ごとをなくしていくための場でもありますので、お客様の方からも遠慮無く質問などしていただいて構いません。

ご依頼いただける場合はご契約

面談の対応や費用などにご納得いただき、ご依頼いただける場合は、契約書と委任状にご署名ご捺印をいただきます。
ご面談日当日にご契約を決めていただくことは可能ですが、ご家族に相談したい場合などは一度持ち帰っていただき、ご相談した上でご契約いただくことももちろん可能です。
また、ご契約後は着手金が発生いたしますが、一括でのお支払いが難しい場合は可能な範囲で分割払のご相談も承っています。

受任通知を発送

ご契約いただいた後はすみやかに、借入先の各債権者へ当事務所より受任通知を発送します。
以後の各債権者とのやりとりは当事務所にて行いますので、手続きが終わるまでお客様ご自身でやりとりを行っていただく必要はなくなります。
また、同時に以後の各債権者への返済は止めていただきます。
受任通知を発送してから1ヵ月程度で、各債権者から当事務所にお客様の取引履歴が届きます。
この取引履歴を確認することで、お客様がいついくら借りて、いくら返済したかがわかります。
そしてこの取引履歴をもとに当事務所にて利息制限法に基づいた正しい金利での引き直し計算を行い、現在の正確な借金の額を確定させます。

方針を最終決定の上、手続きを進めていきます

借金の総額が確定したら、基本的には初回のご面談の際に決定した方針にしたがって進めていくことになりますが、収支状況が変わったり借金の総額が想定と異なる場合などは方針を変更することも柔軟に対応しています。
また、当事務所ではどのような方針が良いかお客様の状況によって提案はさせていただきますが、当事務所での手続き後、長期間返済と向き合っていくのはお客様ご自身ですので、どの方針を選択するとしてもメリットデメリットをご説明した上で最終的な判断はお客様の意見を尊重して決定していくようにしています。
なお、どの方針を選択したかによってこの後の手続きは異なりますので、本コラムではここまでのご説明とさせていただき、以降の各々の手続きについては順次別のコラムで個別にご説明させていただく予定です。

借金の問題は、一人で悩まずに専門家に相談した方が解決する場合が多いです。まずはお気軽にご相談ください。